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背番号「18」がメジャーリーグで躍進している。

日本時間2日、ドジャース・山本由伸投手、カブス・今永昇太投手、タイガース・前田健太投手が揃って先発登板した。
日本プロ野球界においてエースナンバーとされる「18」をメジャーの舞台でも背負った3人が同日に勝利を挙げるという史上初の快挙を達成した。

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■山本由伸 3勝目 休養の大谷をしっかりイジる

■山本由伸 3勝目 休養の大谷をしっかりイジる

<Dバックス 0ー8 ドジャース>

敵地でのダイヤモンドバックス戦で今季7度目の先発となった山本。
先頭打者から、ピッチクロック違反を取られ、立ち上がりに不安を見せたものの、自己最長タイの6回を投げ、5安打、2四球。5回には2者連続三振を奪うなどして5奪三振の好投を見せた。
メジャー移籍後最速となる、97.2マイル(約156.4キロ)のストレートを中心に無失点に抑え、3試合連続でのクオリティスタート(6回以上、自責点3以下)を達成した。
開幕でつまづいたものの、その後は調子を取り戻し、防御率は.291と安定感を見せている。

試合後には「すごく明確に、いい感覚が本当につかめてきているので、このいい状態をキープしてもっともっと調子上げて行けたら」と好調をアピールした。

また今季初、大谷翔平選手が休養のため欠場したことについて聞かれると、「大谷さんが出てないという違和感はあります」と答えたうえで、「でも僕の試合はあまり打ってないので」としっかり“大谷イジり”も見せて笑いをとった山本だった。

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■今永昇太 無傷の5勝目 防御率MLBトップ

■今永昇太 無傷の5勝目 防御率MLBトップ

<メッツ 0ー1 カブス>

敵地メッツ戦でメジャー初の中4日での登板となった今永。
自己最長となる7回を投げ切り3安打無失点、7奪三振の好投を見せた。
勝ち負け付かずを挟み、これでメジャー初登板から無傷の5連勝となった今永。勝ち数でリーグトップタイに並んだ。
また防御率は驚異の0.78でMLB全体でトップを記録している。

好調の防御率について試合後、記者から質問が及ぶと、「これを1年間やれたら最高ですけど、そうもいかない場所だと思っているので、よりレベルの高い相手が現れた時にそれをまた乗り越える努力をしていきたい」と“投げる哲学者”は慢心せずにさらに、自身のピッチングを磨く姿勢を見せた。

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■前田健太 待望の初勝利に「ほっとした」

■前田健太 待望の初勝利に「ほっとした」

<タイガース 4ー1 カージナルス>?

タイガースの前田は本拠地でのカージナルス戦に先発。
1発が出れば同点の6回、1アウト1塁の場面で、前の打席でホームランを打たれたコントレラスとの対戦を、この日最速の91.6マイルの直球で空振りに仕留めた。
前田は6回を投げ4安打1失点、5奪三振の好投で待望の初勝利となった。

これまで2度、勝利投手の権利を持って降板も勝ちに恵まれなかった前田。試合後には、「早く勝ちたいと思っていたので、すごくほっとした。タイガースにきて最初の勝利で、僕のキャリアにとっても大事な1勝。絶好調かと言われるとそうではないが、粘り強く投げられた」と話した。


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