メジャーリーグ挑戦1年目で15勝を挙げる活躍を見せたカブスの今永昇太(31)が8日、新宿で野球教室「PLAYBALL」を行った。

参加したのは小学1年生から3年生で野球未経験、もしくは野球経験の少ない150人。今永と子供たちがキャッチボールをするコーナーでは「ボールを投げる時は腕を大きく振るようにしてください」と指導。子供たちの上達ぶりに「成長の早さにビックリしました」と笑顔を見せた。

デモンストレーションとして子供たちにピッチングも披露。「(力は)ゼロ割です」と言いながらも、メジャーリーガの迫力あるピッチングに子供たちは大きな歓声を上げた。野球教室を終えた今永は「僕も今年初めてアメリカに住んで。初めての時はすごく怖かったりとか臆病になってしまうんですけど、周りがサポートしてくれたり褒めてくれれば前に出ようとか殻を破ろうという気持ちになるので拍手をしたりとか、なるべく明るい言葉をかけるようにしました」と振り返った。

■PLAYBALL
MLBが世界各地で開催している青少年参加型イベント。このイベントでは野球未経験、もしくは野球経験の少ない子供たちを対象に野球を通じて心身の発育や友達との楽しみの場、そして野球の基本的なプレーを学ぶことができる場を提供している。日本では2022年から開始し、今年は全国5都市で全7回の開催へと拡大し、2000人以上の子供たちが参加。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。