今永投手は大リーグ1年目の今シーズン、カブスで15勝3敗、防御率2.91と勝利数、防御率ともにナショナルリーグ3位の好成績を残しました。
8日は都内で開かれた野球教室で講師を務め、競技経験のない小学1年から3年までの男女およそ150人が参加しました。
今永投手は最初のあいさつで「初めてのことにチャレンジするのはすごく怖いかもしれないが、僕もことしアメリカでチャレンジしたので、きょうは僕と一緒にチャレンジしましょう」と呼びかけました。
そして、ゴム製の柔らかいボールを使って子どもたち全員とキャッチボールをして交流を深め、腕を伸ばすように大きく振って投げることなどをアドバイスし、競技の楽しさを伝えていました。
質問コーナーでは、子どもたちからの「試合中トイレに行きたくなったらどうしていますか」とか「バッティングは好きですか」といった問いに一つ一つ丁寧に答え、「試合中でもトイレには行きたくなったら行きます」とか「バッティングも好きですし、たまに練習もします。二刀流は無理ですけど」などと笑顔で答えていました。
デモンストレーションでは「強度は『ゼロ』」と言いながらも力強い投球を披露し、子どもたちは初めて間近で見る大リーガーのボールに歓声を上げて喜んでいました。
今永投手は教室を終えて「この90分の間でもかなりうまくなっていたので、子どもたちの成長スピードにびっくりした。初めてのことに対しては怖かったり臆病になったりしてしまうが、周りがサポートすれば殻を破ろうという気持ちになると思うので、そういう意味を込めて教室に参加した」と話していました。
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