現役ドラフトのルール
現役ドラフトで移籍後 新天地で活躍した選手も
過去2回の現役ドラフトで移籍した選手の一覧
おととしの現役ドラフトでソフトバンクから阪神に移籍した大竹耕太郎投手は、移籍までの2年、勝ち星がありませんでしたが、昨シーズン自己最多の12勝を挙げてチームの日本一に大きく貢献したほか、今シーズンも11勝と2年連続のふた桁勝利をマークしました。
おととしの現役ドラフトでDeNAから中日に移籍した外野手の細川成也選手は、プロ入りから移籍前まで6年間でホームランの数は通算6本でしたが、昨シーズン、チームトップの24本を打ちました。今シーズンは打率2割9分2厘、ホームラン23本、67打点の成績で打線を引っ張り、現役ドラフトで移籍した選手では初めてとなるベストナインにも選ばれました。
去年の現役ドラフトでソフトバンクから日本ハムに移籍した外野手の水谷瞬選手はプロ6年目となった今シーズン、公式戦デビューを果たしました。97試合に出場し、打率2割8分7厘、ホームラン9本、39打点をマークし、交流戦では、歴代最高となる打率4割3分8厘を記録して、MVP=最優秀選手に選ばれました。そしてチームの2位躍進に貢献しただけでなく、4本の先頭打者ホームランを打ち、記憶にも残る活躍を見せました。
ロッテにドラフト1位で入団し去年の現役ドラフトでDeNAに移籍した佐々木千隼投手は、プロ7年目の昨シーズン2試合の登板でしたが、移籍1年目の今シーズン、DeNAではリリーフとして28試合に登板し防御率1.95と安定したピッチングをみせました。また、クライマックスシリーズや日本シリーズでも好投しチームの26年ぶりの日本一に貢献しました。
一方で、移籍後も出場機会を得られずに戦力外になるケースもあり、明暗が大きく分かれる結果になっています。
()内は移籍前の所属球団阪神 漆原大晟投手(オリックス)広島 内間拓馬投手(楽天)DeNA 佐々木千隼投手(ロッテ)巨人 馬場皐輔投手(阪神)ヤクルト 北村拓己選手(巨人)中日 梅野雄吾投手(ヤクルト)オリックス 鈴木博志投手(中日)ロッテ 愛斗選手(西武)ソフトバンク 長谷川威展投手(日本ハム)楽天 櫻井周斗投手(DeNA)西武 中村祐太投手(広島)日本ハム 水谷瞬選手(ソフトバンク)
()内は移籍前の所属球団オリックス 渡邉大樹選手(ヤクルト)ソフトバンク 古川侑利投手(日本ハム)西武 陽川尚将選手(阪神)楽天 正隨優弥選手(広島)ロッテ 大下誠一郎選手(オリックス)日本ハム 松岡洸希投手(西武)ヤクルト 成田翔投手(ロッテ)DeNA 笠原祥太郎投手(中日)阪神 大竹耕太郎投手(ソフトバンク)巨人 オコエ瑠偉選手(楽天)広島 戸根千明投手(巨人)中日 細川成也選手(DeNA)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。