■プロ野球 広島 0-2 DeNA(3日・マツダスタジアム)

DeNAは広島に完封勝利を収め3連勝を飾った。試合は1回から1死二、三塁の好機を作ると4番・牧秀悟(26)の遊ゴロの間に先制点を挙げた。続く2回にも1死満塁から1番・桑原将志(30)の中犠飛で1点を追加。先発した東克樹(28)は8回途中無失点の好投で試合を作ると8回1死二、三塁のピンチで2番手・伊勢大夢(26)が好リリーフ。序盤の2点リードを守り切った。

1回、広島の先発・アドゥワ誠(25)に対し、先頭の桑原は遊ゴロ、2番・蝦名達夫(26)は死球を受け出塁。3番・佐野恵太(29)の打球はセンター後方のフェンス直撃のエンタイトルツーベースに。1死二、三塁と先制のチャンスを作った。迎えた4番・牧の遊ゴロの間に三塁走者の蝦名が本塁へ帰り先制点を挙げた。

その裏、東の立ち上がりは広島の先頭・秋山翔吾(36)を中飛に打ち取るも2番・菊池涼介(34)に死球を与えた。3番・野間峻祥(31)を左飛、4番・堂林翔太(32)を右飛に打ち取り無失点で切り抜けた。

2回表、この回の先頭・京田陽太(30)、7番・山本祐大(25)に右安打が飛び出すと8番・関根大気(28)もレフトへのポテンヒットで繋ぎ、無死満塁の好機を迎えた。9・東は空振り三振を喫するも1番・桑原の中犠飛で2点目を加えた。

2ー0で迎えた6回裏には2死から2番・菊池のセンターへの打球を桑原がダイビングキャッチする好捕を披露し、マウンドの東を援護した。

しかし東は8回裏、無死から8番・二俣翔一(21)に右安打、続く代打・宇草孔基(27)に左安打を放たれ走者を背負う展開に。1番・秋山に送りバントを決められ1死二、三塁の場面で東はマウンドを降りた。2番手でマウンドに上がった伊勢は代打・松山竜平を一飛、3番・野間を二ゴロに抑え打者2人に対し3球で火消しに成功。

追加点を狙うDeNA打線は中盤以降得点を加えることができなかったものの序盤の2得点で試合の主導権を握るとそのまま9回を迎えた。
9回は森原康平(32)が広島打線を無失点に抑え、2ー0の完封勝利となった。

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