レーシング・ブルズに所属する24歳の角田選手は自動車レースの最高峰、F1シリーズに参戦している現在、唯一の日本選手です。
4年目の今シーズンは9つのレースで入賞し、自己最高のドライバーズランキング12位でシーズンを終えました。
角田選手はまず、「ことしは全体的にステップアップできたと思う。車を理解するスピードが速くなったし、車の状態を明確にチームに伝えることができたので、チームでの責任感もわき、いいプレッシャーを自分で与えることができていいパフォーマンスができた」とシーズンを振り返りました。
特に、自己最高の3位につけたブラジルグランプリの予選のレースについては「雨でドライバーの技術が試されるコンディションの中で3番手を取れたのはすごくよかった。クラッシュした車が多かったがブレーキに自信を持っていけたのが大きかった」と話しました。
来シーズンは「トップ5でシーズンを終えたい」としたうえで、今後に向けて、「シーズンを通しての優勝がいちばんの目標で、いつかなれるようにしたい。最初のターゲットは優勝で、日本グランプリでできたら最高だ。僕が昔、日本人ドライバーを鈴鹿で見たときにかっこいいヒーローだと思ったので、かっこいい姿、表彰台のてっぺんに乗っている姿を見てもらいたい」と三重県の鈴鹿サーキットで行われる日本グランプリでの優勝にも意欲を見せていました。
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