■プロ野球 楽天 5-2 ロッテ(12日・楽天モバイルパーク)

ロッテは楽天に黒星を喫し、貯金0に。先発の小島和哉(27)は前回登板(5日・オリックス)で9回4安打無失点と3年ぶりの完封勝利をマークした。楽天の先発・早川隆久(25)と早大の先輩後輩対決となったこの試合。両チーム無得点で迎えた4回裏、先頭の6番・伊藤裕季也(27)にソロ本塁打をレフトスタンドに運ばれ先制を許した。1点を追う5回、先頭の2番・ポランコ(32)に第1号ソロ本塁打が飛び出し同点に。しかしその裏、安打と四球で無死満塁のピンチを迎えると5番・阿部寿樹(34)の遊ゴロの間に1点を失い、さらに7番・辰己涼介(27)に適時打を放たれ、この回2点目を奪われた。小島は5回を投げ抜き7安打3失点。7回には1死満塁の好機で代打・上田希由翔(22)が左犠飛を放ち、1点差に詰め寄るプロ初打点を挙げるも8回に2点を追加され5ー2に。ロッテ打線はチャンスを活かせず、連勝は3でストップした。

1回、楽天の先発・早川に対し、先頭・岡大海(32)は左安打で出塁。2番・ポランコは三振に倒れるも3番・ソト(35)は11試合連続となる中安打を放ち、1死一、二塁と先制のチャンス。迎えた4番・山口航輝(23)は投ゴロに倒れ、2死走者一、三塁に。しかし5番・佐藤都志也(26)は二ゴロに終わり、先制の本塁を踏めず。

その裏、小島は楽天の先頭・小郷裕哉(27)に左安打を放たれ出塁を許したが2番・村林一輝(26)、3番・浅村栄斗(33)、4番・島内宏明(34)を三者連続三振に仕留め、先制点を与えず。

試合は中盤に入り4回裏、無死から楽天の6番・伊藤裕にレフトスタンドに飛び込む第1号ソロ本塁打を打ち込まれ先制を許した。

直後の5回、先頭の2番・ポランコにライトスタンドに飛び込む第1号ソロ本塁打が飛び出し、試合を振り出しに戻した。

同点で迎えた5回裏、2番・村林に右安打を許し、続く3番・浅村には四球を与えると4番・島内にも右安打を浴び、無死満塁とピンチを迎えた。迎えた5番・阿部の打球は遊ゴロもその間に勝ち越しの1点を奪われた。さらに2死一、三塁から7番・辰己に右適時打を放たれ、2点差に。

6回、2死から9番・友杉篤輝(23)が一塁への内野安打で出塁すると1番・岡、2番・ポランコが四球を選び、満塁の好機を作ったが3番・ソトは遊ゴロに倒れ絶好機を活かせず。

終盤に入り7回、楽天の3番手・藤平尚真(25)に対し、この回の先頭、4番・山口が中安打、5番・佐藤が左安打でまたもチャンスメイクに成功。6番・茶谷健太(26)は三振を喫するも7番・中村奨吾(31)が内野安打で繋ぎ、1死満塁に。続く池田来翔(24)の代打で打席に入った上田が左犠飛を放ち、1点差に詰め寄った。

しかし8回裏、1死から辰己が右安打で出塁を許すと8番・太田光(27)に適時三塁打をセンターに運ばれ、2点差に。さらに9番・小深田大翔(28)にスクイズを決められ5ー2と点差は3点に広がった。

そのままロッテ打線は点差を埋めることができず、9回は則本昂大(33)の前に得点できず試合終了。

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