■プロ野球 DeNA 3-1 ヤクルト(12日・横浜スタジアム)

DeNAはヤクルトに逆転勝利し連敗脱出。貯金は2となった。先発の東克樹(28)は前回の登板(5日・巨人)で7回1失点の好投を披露し今季初勝利をマーク。東は2回、1死三塁の場面で7番・赤羽由紘(23)に中犠飛を放たれ先制を許すも6回3安打1失点の好投。1点を追う展開となったDeNA打線は3回、2死一塁から石上泰輝(22)が盗塁を成功させ、続く3番・佐野恵太(29)に中適時打が飛び出し同点に。中盤に入った4回には山本祐大(25)が中安打で出塁、プロ初盗塁を決めるなど2死三塁の場面で1番・度会隆輝(21)がセンターへ勝ち越し打を放ちリードを奪った。5回にも押し出しで1点を加えると3ー1と2点のリードを守り切った。

1回、東はヤクルトの先頭・塩見泰隆(30)を三ゴロに打ち取るも2番・長岡秀樹(22)に初球を右前に運ばれ出塁、盗塁も許し得点圏に走者を背負う展開に。しかし3番・オスナ(31)、4番・村上宗隆(24)を二者連続三振に仕留め無失点に抑える立ち上がり。

その裏、ヤクルトの先発・サイスニード(31)に対し、先頭の度会はレフト線を破る二塁打を放ち、一打先制の好機を迎える。この試合2番起用の石上は右飛に倒れるも3番・佐野は四球を選び、1死一、二塁に。迎えた4番・牧秀悟(25)は右飛、5番・宮﨑敏郎(35)は中飛に打ち取られ二者残塁。先制の好機を活かせず。

2回、東はこの回の先頭・サンタナ(31)に右二塁打で出塁を許すと続く青木宣親(42)の遊ゴロで1死三塁に。続く7番・赤羽の打球は中犠飛となり、先制点を与えた。

1点を追う3回、1死から度会がこの試合2安打目をセンターに運び、出塁。2番・石上の打球は二ゴロとなり、一塁走者の度会がアウトに。しかし2死一塁から石上が盗塁を決め、一打同点の好機を作ると3番・佐野はチェンジアップを捉え中適時打に。同点に追いついた。さらに4番・牧も右安打で繋ぎ、盗塁も成功させるなど勝ち越しとはならなかったものの積極的な攻撃を見せた。

4回裏には先頭の山本が中安打で出塁すると1死からプロ初盗塁を成功させ1死二塁に。続く9番・東は送りバントを決め、山本を三塁に進めた。迎えた1番・度会は3球目のカットボールを捉えるとセンターへの適時打となり、勝ち越しに成功。度会はこの打席で3安打猛打賞を記録した。

さらに5回、1死から3番・佐野に中安打、4番・牧に左安打が飛び出すなどそれぞれ2安打目を記録すると5番・宮﨑も右安打で繋ぎ1死満塁に。6番・関根大気(28)は三振に倒れるも7番・山本は四球を選び、押し出しで1点を加えた。

東は6回95球を投げて3安打1失点の好投。7回は2番手・徳山壮磨(24)、8回は3番手・伊勢大夢(26)が無失点で繋ぐ好リリーフ。

2点リードのまま迎えた9回、4番手・森原康平(32)がマウンドに上がり、先頭のオスナに左安打で出塁を許すと1死から5番・サンタナに四球。続く6番・青木に左安打を放たれ1死満塁のピンチを迎えるも後続を抑え、リードを守り切り試合終了。

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