全国高校駅伝は、今大会から男女ともに各都道府県の予選を勝ち抜いた47校に加えて、11の地区代表を合わせた58校が出場します。

開会式は21日午後から京都市で行われ、出場するすべての学校が紹介されたあと、去年、女子で優勝した鹿児島の神村学園と、男子で優勝した長野の佐久長聖高校が優勝旗などを返還しました。

そして、佐久長聖のキャプテン、浜口大和選手が「仲間と協力して最後まで諦めない強い気持ちを持って走り抜き、感動を与えられる走りをすることを誓います」などと力強く宣誓しました。

全国高校駅伝は22日、京都市右京区の「たけびしスタジアム京都」をスタートとフィニッシュに行われ、男子は大会連覇を目指す長野の佐久長聖を軸に2年連続3位の千葉の八千代松陰高校や宮城の仙台育英高校などが優勝を争うレースになるものと見られます。

女子は、都道府県予選のタイムがトップの仙台育英を19年連続出場の大阪薫英女学院や神村学園などが追う展開になるものと見られます。

今大会は海外からの留学生ランナーが出場できる区間が、最も距離が短い3キロ区間のみに変更されたことから、選手たちがどのようなレースを展開するのかにも注目です。

レースは女子が午前10時20分、男子が午後0時半にスタートする予定で、NHKではレースの模様を総合テレビとラジオ第1で中継し、NHKプラスでも配信します。

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