【セリエA】ASローマ 5−0 パルマ(日本時間12月22日/スタディオ・オリンピコ)
【映像】鈴木彩艶、ニアぶち抜かれ失点→ピッチを叩いて悔しがる
日本代表守護神の牙城がいとも簡単に崩された。パルマのGK鈴木彩艶が、ローマのMFアレクシス・サーレマーケルスにボレーシュートでニアを打ち抜かれて失点。なす術なく追加点を許してしまった姿に、ファンや現地メディアが注目している。
鈴木がピッチを叩いて悔しさを滲ませたのは、セリエA第17節のローマ戦、13分のことだ。ローマがFWステファン・エル・シャーラウィとFWパウロ・ディバラの中央でのパス交換から左サイドのDFアンヘリーノに展開し、ゴール前にクロスを放り込む。高く上がったボールに反応したのは、サーレマーケルスだ。逆サイドから走り込み、素早く落下地点に入ると右足を振り抜く。しっかりとミートしたボレーシュートがニアを抜いてネットを揺らした。
ゴールマウスを預かっていた鈴木は、クロスが自身を横切っていく間にポジションを修正し、シュートに対して正面で構えていた。しかし、手前でバウンドする強烈な一撃を弾き出すことができず。消していたはずのニアのコースを射抜かれてしまった。思わず右手をピッチに打ち付けて悔しがった。
このシーンには、ファンがSNS上で反応。「今日は出番多くなりそう」「普通にゴラッソで草」「彩艶としては予想外のシュートでがっつりニアぶち抜かれたわね」「これも経験よ」「異次元の反応速度の彩艶でもニア抜かれた」など、鈴木に寄り添いながらもローマの攻撃力を称賛する声を送っている。
また、現地メディア『PARMA live』は、「2失点目のゴールはポスト際だったが、適切にカバーできなかった」と綴り、10点満点中の採点は「4」と厳しい評価を下した。
その後、鈴木は51分、74分、83分にもネットを揺らされて、セリエAでは自身最多の合計5失点(PKが2つ)。イタリア・メディア『TUTTO mercato WEB』でも「サーレマーケルスのゴールはポスト際で、間違いなくマイナス。何度か好セーブを見せたが、完全に挽回することはできず」というコメントと、チーム最低タイの評価点「4」が付けられ、悔しい結果となった。
(ABEMA de DAZN/セリエA)
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