明治安田J1リーグ第12節、サンフレッチェ広島は、8位・名古屋をホームに迎えてリーグ5試合ぶりの勝利を目指しました。
前の試合から中2日と過密日程ですが、サンフレッチェは前節からメンバーを変えずに試合に臨みます。
しかし、キックオフ直後の前半2分、ゴールキーパーへのパスが短くなったところを元サンフレッチェのパトリックに狙われて失点。試合開始早々、名古屋を追いかける展開となります。
その後も点を奪われ、2点差を追うサンフレッチェでしたが、前半23分、コーナーキックのチャンス。弾かれたボールをぺナルティエリアの外で待っていた越道が拾ってそのままシュート。これが越道のうれしいプロ初ゴール。プロ2年目、期待の若手の一発で1点差に迫ります。
さらに前半29分、ゴール前のこぼれ球を東が押し込んで同点…かと思いきや、オフサイドの判定。1点ビハインドで前半を折り返します。
エンドが代わった後半開始早々。またしても試合が動きます。
東のパスを受けたマルコスのクロスを逆サイドで待っていた中野がトラップ。ボールを落とさずにそのままボレー。このシュートにゴールキーパーも手が届かず同点ゴールに。中野の今シーズン、リーグ戦3得点目でついに名古屋に追いつきます。
この勢いのまま勝ち越しのゴールを決めたいサンフレッチェでしたが、後半39分、まさかのオウンゴールとなり、5試合ぶりの勝利ならず。
開幕から続いていたリーグ戦無敗記録も「11」でストップしました。
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