■MLB ドジャース 6ー3 マーリンズ(日本時間7日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平(29)が7日(日本時間)、本拠地でのマーリンズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。両リーグ単独トップの11号2ランを放つなど、3打数2安打(1本塁打)2打点1四球2盗塁で打率は.370に。今季16度目のマルチヒット、今季2度目の2盗塁と勢いが止まらず。
これで本塁打、打率、安打数、二塁打、長打率、OPS(出塁率+長打率)の6部門でメジャートップ。打点27はナ・リーグ3位タイに浮上。
チームは大谷の一発から打線が奮起して逆転。今季2度目の5連勝を挙げ、24勝13敗、貯金を今季最多「11」に伸ばした。
◆大谷の豪快弾にカーショウも「ダグアウトでも打球音が響くよ」と驚がく
前日6日(ブレーブス戦)は今季初の1試合2本塁打で両リーグトップタイの10号、4年連続2桁ホームランをマークした大谷。
この日の1回の第1打席は、2点を追う展開の中、初対戦となったマーリンズ先発の右投R.ムニョス(24)にカウント2-2と追い込まれたが、96マイル(154キロ)のストレートを完璧に捉え、センターバックスクリーンへ。飛距離134.4m、打球速度173.2キロの11号同点2ランを放った。自己最長タイの3試合連続ホームランに。
直後には3番・F.フリーマン(34)が3号ソロ、大谷・フリーマンの2者連続ホームラン。大谷がフリーマンの元に笑顔で歩みよりハイタッチを交わした。
2回の第2打席は内角攻めで見逃し三振、現地の中継では左肩を手術し、夏頃に復帰予定のC.カーショウ(36)が試合中のインタビューに登場。大谷について「本当に信じられない。こんな大谷を見たことがない。ダグアウトでも打球音が聞こえてきて信じられない。見ているだけで楽しい」と話していた。
4回、1死一塁で迎えた第3打席、カウント1-1から外角低めのチェンジアップを上手く拾ってライト前へヒット。今季16度目のマルチヒットをマーク。さらに2死一、三塁から大谷が今季8個目の盗塁を成功させた。
6回、第4打席、マーリンズ2人目、前日6日(同)にメジャーデビューしたばかりのE.ビラロボス(26)と対戦。ルーキーに対して、しっかりボールを見極め、四球でチャンスを広げた。2死一、三塁になるとまたも1塁走者の大谷が盗塁を成功させ、今季9個目。4年連続2桁盗塁に王手をかけた。
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