先月行われたセーリングの国際大会で、日本は新たに3つの種目でパリオリンピックの出場権を獲得し合わせて5人が代表に内定しました。

8日はこのうち3人が都内で記者会見し男子アイキューフォイル級の39歳のベテラン、富澤選手は5大会連続のオリンピックに向けて「3年間、かなり成績が低迷し苦戦していたので、正直ほっとしているのが一番の気持ちだ。オリンピックでは、チャレンジングな気持ちが大事になると思う。結果を狙いながら、練習していきたい」と意気込みを示しました。

また、2人乗り女子の49erFX級で内定した田中美紗樹選手と永松瀬羅選手のペアは先月行われた伝統の国際大会「プリンセス・ソフィア杯」で3位に入るなど実績を積み重ね、初めてのオリンピックに挑みます。

田中選手は「まだまだ足りない部分も多くあるが、常にチャレンジという気持ちで思い切ったレースをしたい」と話し、永松選手は「初出場なので緊張している部分もあるが、実力を最大限に発揮して、雰囲気を楽しみながらレースに臨みたい」と意気込みを示しました。

セーリングの日本代表に内定した選手はこれですべて出そろい、混合470級のペアを含め、4種目の合わせて7人がパリオリンピックに臨みます。

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