■トランポリン グランド チャンピオンシップ(12日、群馬県・ヤマト市民体育館前橋)
パリ五輪の代表選考を兼ねたトランポリン グランド チャンピオンシップが行われ、女子では東京五輪代表の森ひかる(24、TOKIOインカラミ)が優勝し、パリ五輪代表に内定し2大会連続の五輪出場を決めた。
日本のパリ五輪出場枠は男子1枠、女子1枠。今大会で優勝すれば日本代表内定となる。これまで五輪では男子の4位入賞が最高位で、パリでは悲願のメダル獲得を目指す。
3人で争う予選。試技の前、森は椅子に座り音楽を聞いて集中力を高めていた。森は高い跳躍からの安定した演技を披露。切れ味抜群のひねりもしっかり決めた。終わった瞬間にガッツポーズも出た森は、56.000をマークし1位で決勝に臨んだ。
決勝でも安定した演技を披露した森は、綺麗に着地を決めた瞬間、右手で小さくガッツポーズ。決勝の得点は55.450。予選の得点と合わせて111.450で1位なり、パリ五輪代表に内定した。
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