春季近畿地区高校野球大会大阪府予選は12日、大阪シティ信用金庫スタジアム(大阪市此花区)で決勝があり、大阪学院大が4―1で興国を下し、初優勝した。大阪学院大は25日に兵庫県明石市の明石トーカロ球場で始まる近畿大会に出場する。
1点を先行された大阪学院大は四回、菅沼遥音(はると)選手の適時三塁打など5安打を集めて4点を奪い逆転に成功した。先発した前川琉人(りゅうと)投手は9安打されたが長打を許さず、1失点で完投した。
4回戦で昨夏の大阪大会覇者の履正社、準々決勝で今春の選抜大会8強の大阪桐蔭をそれぞれ破った末での優勝。今坂幸暉(ともき)主将は「優勝できてホッとした。攻撃的な野球を貫いて近畿大会でも1位になりたい」と話した。
3位決定戦は東海大大阪仰星が大商大を7―0(8回コールド)で破った。
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