琴櫻はこの夏場所、元横綱である祖父のしこ名を襲名し、2日目の13日、前頭筆頭の21歳、熱海富士に勝って初白星を挙げました。

3日目の14日は、前頭2枚目の平戸海との初顔合わせの一番が組まれました。

右の相四つの対戦となりますが、体重で40キロ近く上回る琴櫻はがっぷり組み止めて攻め込みたいところです。

一方の平戸海は突き押しなども生かしながら相手に組ませず、相手に有利な体勢にさせず、一気に攻めきることができるかがポイントになります。

同じく2日目に初白星を挙げた角番の大関 霧島はこちらも初の三役昇進を目指す熱海富士と結びの一番で対戦します。

過去の対戦成績は霧島の2勝1敗で先場所は敗れています。

霧島としては持ち味の動きのよさを生かしてもろ差しなどで懐に入って有利な体勢に持ち込めれば勝機が生まれます。

熱海富士は、先に得意の左の前まわしを引いて前に出る相撲を見せられるかがカギとなります。

このほか、
▽初日から2連敗の大関 豊昇龍は三役復帰を目指す大栄翔と、
▽新小結の大の里は三役経験者の翔猿とそれぞれ対戦します。

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