■バレーボールネーションズリーグ2024 女子予選ラウンド第1週(日本時間16日、トルコ)

パリ五輪への切符を懸けた最後の戦い、ネーションズリーグが開幕し、女子日本代表(世界ランク9位)がトルコ(同1位)との初戦にフルセット(25ー23、25ー21、23ー25、20ー25、15ー11)の末、勝利した。世界女王を相手に両チーム最多の31得点をマークし、チームをけん引した主将の古賀紗理那(27)、石川真佑(24)、林琴奈(24)、黒後愛(25)が試合後取材に応じ、激戦を振り返った。

Q.試合を終えて率直な感想
古賀:最初の2セットは後半も苦しい展開があったんですけど、しっかり勝つことができて、3、4セット目の苦しい展開のときも変わって入った選手が奮起してくれて、そこで5セット目につながってしっかり勝つことができて自信になりました。

Q.勝敗をわけたのは?
古賀:オフェンスで苦しくなった時もちょっと工夫をして、こっちの攻撃のスロットを変えたり、バックアタックを使ったりとかそういう工夫ができたところがよかったと思います。

Q.(試合を決めた)最後の1点について
古賀:最後の点数だったんで、とにかく気持ちをこめて叩きました。でもやっぱり途中シャット本数も多かったので、そこは明日以降修正していきたい。

Q.ベンチワークとしてのブロックの駆け引きをみていてものすごく興味深かった。
古賀:特に今日に関しては結構ポンコツだったなと思うので、明日以降修正したいなと思います。

Q.次戦への意気込み
古賀:今日の反省点も明日しっかり話して、オフェンスのところでの失点だったり、サーブミスとかもう少し戦術サーブっていうところを工夫して打っていきたいなと思うので、明日以降ちょっとずつ修正して成長していきたいなと思います。

チーム2位、20得点の石川真佑

Q.試合を終えて率直な感想
石川:まずスタートで勝つことができてよかったです。1セット目、2セット目は本当に自分たちのいい流れを作れていたんですけど、3セット目から相手も対応してきて、押されてる部分がすごい多くて、自分たちの攻撃のところでまずしっかり落ち着いて自分たちのバレーの展開っていうところを持っていこうというところはあったのと、個人としては少しミスが多かったので、そこを減らしていきたいなというふうに思っていて、高いブロックに対してはしっかりブロックを利用して打つようにはしていました。

Q.次戦への意気込み
石川:今日本当に苦しい試合を勝つことができたので、この流れっていうのを切らさずにまた明日に向けてしっかり切り替えてチーム全員で勝ちに行きたいと思います。

8得点の林琴奈

Q.試合を終えて
林:しっかり5セットいったんですけど、勝ち切れたことはよかったと思います。やっぱりスタートのところで勢いよくいけたのはすごくよかったんですけど、中盤少しサーブレシーブやスパイクのところで自分自身少し崩れてしまっていたので、そこをちょっとレフトに頼りすぎてしまっていたので、次はライトからも徹底できるように頑張ります。

Q.次戦への意気込み
林:あす(16日、ブルガリア戦)もヨーロッパのチームですごい高さがあるチームだと思うので、しっかりスパイカー、セッター、レシーバー全員が力を合わせて勝ちに行くことが大事だと思うので、明日もしっかり全員で勝ちに行きたいと思います。

3季ぶりの代表復帰、黒後愛

Q.久しぶりの日の丸を背負った試合でしたが?
黒後:緊張感ある試合だったんですけど楽しめたなと思います。

Q.大事な場面でのサーブ起用
黒後:眞鍋監督から「プレッシャーがある試合ほど楽しいものはないだろう」という言葉をもらって、本当にそうだなと思ったし、自分もアウェイの中での試合を楽しもうという気持ちで臨んだので良かったと思います。(次戦からも)頑張ります!

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