イベントを機としたインバウンドなどの集客に期待する

「中部電力MIRAI TOWER」を運営する名古屋テレビ塔は17日、映画「ゴジラ」とコラボしたイベントを6月20日に始めると発表した。名古屋テレビ塔開業70周年記念事業の一環で、展望台ではテレビ塔とゴジラが歩んだ70年の歴史を拡張現実(AR)で振り返るイベントを開く。

イベントは9月23日まで開かれる見通し。三井不動産や名古屋鉄道、ARを制作する名古屋学院大学が協力する。名古屋テレビ塔の大沢和宏社長は記者会見で、「MIRAI TOWERはコロナ禍の影響もあって全国に十分売り出せていなかった。今回のイベントを機にインバウンド(訪日外国人)を含めた集客に期待したい」と話した。新型コロナウイルス禍後に伸び悩む入場者数をてこ入れする。

ゴジラは1964年の「モスラ対ゴジラ」の劇中で同タワーを倒壊している。イベントでは、展望台まで続く階段で過去に登場したゴジラの視界を体験できる取り組みも実施する。

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