アーレスティが17日発表した2024年3月期の連結決算は、最終損益が76億円の赤字(前の期は8400万円の赤字)だった。急激な電気自動車(EV)シフトで日系自動車メーカーが苦戦する中国でダイカスト工場の稼働率が低迷し、減損損失を計上した。配当は年15円と前の期より5円増やす。

売上高は12%増の1582億円、営業利益は約100倍の22億円だった。受注が伸びた。エネルギーコストの価格転嫁も順調に進んだ。

25年3月期の最終損益は20億円の黒字を見込む。配当は年28円と前期比13円増やす。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。