新潟県は20日、イタリア船籍の国際クルーズ船「コスタ セレーナ」が28日に新潟港(東港)に寄港すると発表した。同船はチャーター船として韓国・釜山から新潟、函館を経由して釜山に戻る航路で運航する。28日は乗船客に日本酒を振る舞うなど、歓迎行事を実施する。
新潟港への2024年度の国際クルーズ船の寄港は3回目となる。県内各港への国際・国内合わせたクルーズ船の寄港は同年度で18回を予定する。新型コロナウイルスの感染拡大前の18年度の22回は下回るが、回復傾向にあるという。
コスタ セレーナは全長289.59メートル、総トン数は11万4261トンで乗客定員は2930人(1室2人使用時)となっている。28日は県内観光に向かうなどで下船する乗客をにいがた観光親善大使や県内のキャラクターが出迎えるほか、ふ頭ではキッチンカーの出店や県内物産の販売などもする。初寄港を記念した歓迎式典の開催も検討している。
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