来年開幕する大阪・関西万博に向けて博覧会協会は23日、東京都内で会見を開き、会場内での買い物や食事などの支払いに顔認証を使ったキャッシュレス決済を導入することを明らかにしました。

利用者は事前に専用のアプリで顔写真と万博独自の電子マネーやクレジットカードを登録し、支払いの際に機械のカメラで顔を読み取って本人確認を行い決済が完了する仕組みです。

大阪・関西万博では、キャッシュレス決済が全面的に導入されますが、利用者が顔認証による決済を選ぶことでさらに利便性が高まるとしています。

博覧会協会の似鳥徹担当部長は会見で「日本のキャッシュレスの推進やデジタル化の推進に加え、顔認証についても、万博が普及の契機になれればと思う」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。