台湾のLGBTQコンテンツ専門動画配信サービス、GagaOOLala(ガガウララ)は15日、テレビ東京と共同制作したドラマを世界に配信すると発表した。原作は累計発行部数120万部を突破した人気コミックで、男性同士の恋愛模様を描くBL(ボーイズラブ)作品。海外ファンからも注目を集める日本のBL作品を拡充し、利用者層を広げる。
タイトルは「25時、赤坂で」。夏野寛子氏の人気コミックをドラマ化した。テレビ東京で18日から放送を始めると同時に、ガガウララで英語、中国語、スペイン語、インドネシア語、タイ語の字幕をつけ、日本を除く全世界で7年間独占配信する。
15日に都内で記者会見したガガウララのジェイ・リン最高経営責任者(CEO)は「ファンタジーと現実のはざまで幅広い設定を探求する日本のBL作品はたしかな人気がある」と述べ、「米国やタイ、台湾で特に人気があり、タイや香港では日本の人気作品をリメークする動きもある」と指摘した。テレビ東京の斉木裕明氏は「ストリーミングで世界の視聴者に届けられるのは大きなチャンス」と連携に期待を示した。
ガガウララは世界に350万人以上の利用者を抱えるLGBTQ専門の動画配信サービス。足元では1300以上の作品を抱える。
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