積水ハウスの会員サイトの個人情報が流出した

積水ハウスは24日、戸建て住宅やマンションの所有者約11万人分のメールアドレスなどの個人情報が流出したと発表した。積水ハウスの住宅所有者用の会員サイトで、データベースを不正操作するサイバー攻撃を受けた。サイトに登録する残りの約46万人分の流出についても「可能性を否定できない」としている。

会員サイト「積水ハウスNetオーナーズクラブ」のログインに必要なメールアドレスやログインID、パスワードが流出した。同サイトには約57万人が登録している。

21日に積水ハウスがサーバー業務を委託している業者から、アクセス数が異常に増加しているとの連絡を受けたという。調査の結果、現在は運用していないウェブページのセキュリティー設定に不備があったことが判明した。23日午前にサイトの運用を停止し、アクセスできないようにした。

24日時点で、流出した個人情報を悪用されるなどの二次被害の報告は受けていないという。積水ハウスは問い合わせ窓口を設置済みで「真摯に対応したい」としている。

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