メルセデス・ベンツ日本は6月から中古車の保証制度を見直す

独メルセデス・ベンツの日本法人のメルセデス・ベンツ日本(千葉市)は27日、認定中古車の新たな保証制度を6月から始めると発表した。新車登録から10年未満の車両はすべて2年間の保証とする。保証を従来よりも実質的に手厚くし、中古車販売の増加につなげる。

対象となるのは6月1日以降に登録が行われる同社の認定中古車。これまでは年式や走行距離に応じて保証期間が変わり、新車登録から5年未満かつ走行距離が6万キロメートル未満で2年間の保証が付いていた。新たな保証制度では、走行距離に関わらず一律で2年の保証期間となる。

保証期間中は、同社の保証サービス「メルセデス・ケア」を提供し、故障の際は無料で修理する。24時間の電話サポートや全国の正規サービス店でのサポートもある。

電気自動車(EV)向けの充電サービスも拡充する。EVの認定中古車を購入すると、全国に約2万基ある提携充電器が6カ月間無料で利用できる。これまでは新車購入時にのみ1年間の無料サービスが付いていた。プラグインハイブリッド車(PHV)は対象外とする。

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