7月からビアガーデンを営業する旧桜宮公会堂(大阪市)

結婚式場大手のノバレーゼは28日、婚礼施設を使ったビアガーデンやビアホールを増やすと発表した。2023年の2倍の16カ所で、結婚式が少ない平日を中心に営業する。幅広い客層に利用してもらい、結婚式場や宴会場としての認知度を高める。

6月1日から順次オープンし、最長で9月14日まで開く。運営する「旧桜宮公会堂」(大阪市)や「横浜モノリス」(横浜市中区)など全国16カ所の施設が対象だ。「サザンチャペル キラナリゾート沖縄」(沖縄県八重瀬町)は24年が初めてとなる。

食事はバーベキューや食べ放題のビュッフェ形式。施設のある地域で取れた肉や野菜を使う。2時間から時間無制限の飲み放題付きで料金は大人が4000〜7700円、未就学児は無料となる。

同社は運営する婚礼施設でパフェやアフタヌーンティーを提供するビュッフェを始めるなど、飲食事業に力を入れている。平日の稼働率と若年層の認知度を上げ、結婚式場や宴会場としての利用につなげる。

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