新潟県長岡市は8月の花火大会が有名だ

民泊仲介大手の米エアビーアンドビーの日本法人は29日、夏の旅行トレンドの調査結果を発表した。エアビーの予約サイトで検索された国内旅行の目的地で、検索増加率が昨年比で最も高かったのは新潟県長岡市だった。次いで山梨県北杜市、東京都千代田区が続いた。花火大会や豊かな自然環境など、首都圏からの週末旅行を楽しめる地域が人気のようだ。

6〜8月にかけての旅行先について、1月1日〜3月15日にエアビーで検索されたデータを調査した。

長岡市は8月2〜3日に開催される「長岡まつり大花火大会(長岡花火大会)」が有名だ。最近では沿岸部の寺泊地域が訪日客や若者から人気を集め、「魚の市場通り」は多くの観光客でにぎわう。日本海を一望できるサウナも複数あり、愛好家から支持を集める。

エアビーには同市内の民泊施設が複数掲載されている。同市寺泊の「ヴィラ ヴォワー碧ノ庵ー」は一棟貸しで5つの寝室があり、子どもも含め最大22人が泊まれる。複数家族の旅行やワーケーション、合宿などの使い方を想定しているという。

最大22人が泊まれる長岡市の宿泊施設

山梨県北杜市は南アルプスや奥秩父、八ケ岳の大自然に囲まれたエリア。貴重な動植物が生育する地域でもあり、家族連れなどから人気がある。

ホテル宿泊費が高騰する中、民泊は家族やグループ旅行で1人当たりの予算を抑えて宿泊できることから人気を集めている。

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