「午後の紅茶」などの飲料136品を10月から値上げする

キリンビバレッジは29日、「午後の紅茶」などの飲料を10月1日納品分から値上げすると発表した。対象は飲料全体の4割にあたる136品目で、希望小売価格(税別)を6〜25%引き上げる。原材料や容器包材、エネルギー価格の高騰を反映する。

値上げは大型ペットボトルが24年5月以来5カ月ぶり、小型ペットボトルや缶が22年10月以来2年ぶりとなる。「キリン 午後の紅茶」500ミリリットルペットボトルは現在の税別160円から180円になる。「キリン 生茶」2リットルペットボトルは400円から430円に引き上げる。

10月は飲料各社が相次ぎ値上げを予定する。サントリー食品インターナショナルは国内の飲料商品の約7割にあたる188品で希望小売価格を6〜32%引き上げるほか、コカ・コーラボトラーズジャパンも飲料141品目を一律20円値上げする。

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