秋田県はダイヤクラフトを誘致企業に認定した(30日、横手市役所)

プラスチック製品の金型製作のダイヤクラフト(東京都瑞穂町)は8月をめどに秋田工場がある秋田県横手市に本社を移す。東北には自動車向け大型金型の取引先が多く、今後の受注増と事業効率化を目指して移転を決めた。

秋田県は30日、ダイヤクラフトを誘致企業に認定した。同社は3000万円をかけて秋田工場を改築し、瑞穂町にある本社工場から金型部門の設備を移設する。すでに工事に着手しており、10月の本格稼働を目指す。従業員は49人で、3年後には58人まで増やす計画だ。

ダイヤクラフトはクラフトとして1990年7月に設立。プラスチック製品の成型加工や試作品の製造も手掛ける。93年に秋田工場を開設した。2022年8月にダイヤモンドエレクトリックホールディングスの傘下に入り、現社名に変更した。

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