スズキが30日発表した4月の四輪車生産・販売・輸出統計(速報値)で世界生産は前年同月比15%増の27万4141台と、4カ月連続のプラスとなった。主力のインドが生産能力増強もあり4月として過去最高を記録した。日本での国内・輸出向け生産も伸びた。

海外生産は14%増の18万7473台と4カ月連続で増えた。主要国別ではインドが17%増の16万9604台。半導体不足の緩和で多目的スポーツ車(SUV)などの供給を増やし、中近東やアフリカなどへの輸出を増やした。マネサール工場の新ラインを稼働し生産能力を年間10万台分増やしたのも寄与した。欧州拠点のハンガリーも6%増となった。

国内生産は18%増の8万6668台と3カ月連続のプラス。新型の「スペーシア」や「スイフト」への需要もあり供給を伸ばした。

世界販売台数も4カ月連続で伸ばし、10%増の25万9007台だった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。