人材サービス大手のディップは3日、最大50億円の自社株買いを実施すると発表した。発行済み株式総数(自己株式を除く)の3.56%にあたる200万株を上限に市場から買い付ける。取得期間は5日から8月20日。株主還元の充実と資本効率の向上を狙う。
ディップは1月にも発行済み株式総数の2.61%にあたる最大30億円の自社株買いを表明し、5月に取得を完了した。2027年2月期を最終年度とする中期経営計画で、自己資本利益率(ROE)を30%とする目標を掲げている。24年2月期(23.5%)から資本効率を高める。
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