あさひが西日本の新たな主要物流拠点とする施設(イメージ)

自転車販売のあさひは6日、主要物流拠点を三重県伊賀市から京都府京田辺市へ移し、10月から本格稼働させると発表した。時間外労働規制の強化を受け人手不足の懸念が増す物流業界の「2024年問題」で運送コストが上昇することを見据え、物流拠点と店舗の距離を縮める。

オリックス不動産が開発した京田辺市の「京田辺ロジスティクスセンター」に入る。投資額は非公表。関西の店舗や西日本の他の物流倉庫への商品配送の主要拠点となっている伊賀市の「西日本物流センター」の機能を移す。

27年度には新名神高速道路の全線開通が予定されている。京田辺市は西日本だけでなく、東日本の主要都市への交通利便性も向上する見込みだ。

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