アークランズの子会社、アークホームはフレッシュハウスを完全子会社化する。写真はフレッシュハウス平塚店

アークランズは7日、子会社のアークホーム(新潟県三条市)が住宅リフォーム事業を手がけるフレッシュハウス(横浜市)を買収すると発表した。フレッシュハウスの親会社であるSOMPOホールディングスから全株式を取得し、完全子会社化する。取得額は非公開。リフォーム市場は今後堅調な成長が見込まれており、買収で同事業の強化を図る。

7月1日付で完全子会社化する。フレッシュハウスは首都圏を中心に28店舗を運営し、2024年3月期の売上高は65億円。子会社化によって、アークランズのリフォーム事業は200億円を超える規模となる。

人口減少や先行き不安から新設住宅着工戸数市場は縮小が見込まれる一方、リフォーム市場は耐震やバリアフリー対応などを追い風に成長が見込まれている。アークランズは路面店が主力で集客力の高いフレッシュハウスを取り込むことで、リフォーム事業の拡大や仕入れコストの削減にもつなげる。

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