静岡県の清水港(静岡市)と土肥港(伊豆市)を結ぶ駿河湾フェリーの2月の輸送人員は、前年同月比1%減の1万63人だった。運航率は上がったが、乗用車やバスなど車両の利用が減った。伊豆半島の名物「河津桜」の花見客ら徒歩乗船者の伸びが補った。
運航便数は109便と15便増えた。運航率は約10ポイント増の94%。乗用車は7%減でバスが2%減、二輪車は32%減だった。徒歩乗船者数は21%増の1771人と好調だった。富裕層や訪日客の徒歩乗船を増やそうと3月にフェリーの内外装を一新した。大型連休に向け引き続き鉄道・旅行会社と組んだツアーなどで集客を狙う。
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