関西電力は10日、脱炭素に向けた資金を調達するトランジションボンド(移行債)を7月に発行すると発表した。総額300億円程度を発行する計画で、調達資金は原子力発電所の安全対策工事や温暖化ガスを抑える燃料の導入に向けた調査・研究などに充てる。
同社の移行債の発行は初めて。償還期限は5年と10年の2種類。主幹事はSMBC日興証券や野村証券、みずほ証券、大和証券が務める。発行日や利率などは今後詰める。
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