秋田内陸線と沿線の生産者が旬の味覚を発送する=秋田内陸線提供

第三セクターの秋田内陸縦貫鉄道(秋田県北秋田市)は、沿線の田畑で収穫した農産物や加工品を詰め合わせて送る「畑のオーナー」の募集を始めた。3コースで計250人を募る。秋田の旬の味覚をアピールし、生産者の所得安定と観光誘客につなげる。

Aコースは1万1000円。50人を募集し、7月末に締め切る。トウモロコシや原木栽培の干しシイタケ、黒ニンニクや生ニンニクなどのセットを8月上旬に発送する。Bコースは1万3000円で、100人募る。9月末に締め切り、リンゴの食べ比べセット、西明寺栗や長ネギ、食用ホオズキなどを10月上旬に送る。

7月末締め切りのCコースは2万7000円で、100人を募る。A、B両コースに加え、12月上旬に阿仁地域の棚田で栽培したコメ、ハチミツなども詰め合わせて発送する。

この企画と運営は兼業制度を使い、4月から秋田内陸線に勤務する全日本空輸(ANA)の客室乗務員2人が中心となり携わっている。

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