第2名古屋三交ビルは名古屋駅と名古屋市営地下鉄国際センター駅近くに立地する

三重交通グループホールディングス(GHD)傘下の三交不動産(津市)は12日、名古屋駅近くに、同社としては最大規模となる複合テナントビル「第2名古屋三交ビル」を開業した。総事業額は約95億円。同社としては名古屋駅周辺での複合テナントビルは3件目。リニア中央新幹線の開業を見据えた名古屋駅周辺でのビル開発を加速する。

第2名古屋三交ビルは名古屋駅と名古屋市営地下鉄国際センター駅近くに立地する。延べ床面積約2万1000平方メートルの鉄骨造地上14階、地下1階建て。

三交不動産としては名古屋駅周辺での複合テナントビルは3件目となる

名古屋市の「Nagoyaまちなかオープンスペース制度」の承認を受けた第1号の物件だ。ビルの敷地の中で一般に解放された公開空地で、にぎわいを生み出す機能を備えたことで容積率の緩和を受けることができる。

同社の中村充孝社長は「利用者や周辺からみて規模感、立地、機能が調度いいと捉えてもらい、長く利用してもらえるように育てていきたい」と話した。

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