久世福商店は黒などを使った落ち着いた内装が多いが、新店は白を基調に明るいデザインに(完成イメージ)

食品製造小売りのサンクゼールは主力の和食中心ブランド「久世福商店」で既存店よりも面積や扱う品数を抑えたコンパクトタイプの店舗を初出店する。7月19日に町田マルイ(東京都町田市)内で開業し、店舗限定の商品もそろえる。コンパクト店舗で大都市の駅ナカや駅周辺への出店を加速する。

久世福商店の基本的な売り場面積は130平方メートルほどだが、町田マルイ店の面積は約46平方メートルとなる。既存店は黒などを使った落ち着いた雰囲気の内装が多いが、新店は白を基調に明るく入りやすいデザインにした。新たに開発した一人用の商品も扱う。

全国に約150店ある久世福商店はショッピングモールなどへの出店が多い。ブランドのメインターゲットは50〜60代女性だが、コンパクト店舗で駅ナカなどに出店して20〜30代の新規顧客にもアプローチする。

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