センコーグループホールディングス(GHD)傘下で物流大手のセンコー(大阪市)は12日、アルバイト仲介アプリのタイミー(東京・港)と組み、物流施設運営の実証実験を始めると発表した。空き時間に短時間働く「スポットワーカー」を取り入れた運営を目指す。「2024年問題」をはじめとした人手不足に対応する。
6月下旬から年末までをめどに、量販系の物量を多く抱える関東エリアの一部で実施する。スポットワーカーは仕分けや梱包など、物流センターの一部作業を担当する。主婦やシニアなど多様な人材を受け入れる。
物流業界ではドライバーの時間外労働規制の強化などで働き手の確保が急務となっている。実証実験では、最終的に1施設内の従業員の10%をスポットワーカーにすることをめざす。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。