三越伊勢丹ホールディングス（HD）子会社の札幌丸井三越は14日から、丸井今井札幌本店（札幌市）で宝石や衣料品などの買い取りサービスを始める。丸井今井の社員が受け付けから成約までを担当する。買い取りに至らない衣料品は資源としてリサイクルする方法を提案するなど、顧客の環境意識の高まりに対応する。
新たに始める買い取りサービス「アイムグリーン」は三越伊勢丹HDが手掛けている。これまで三越日本橋本店や伊勢丹新宿本店などで展開しており、丸井今井札幌本店が5店目の出店となる。買い取り品の査定などはバリュエンスジャパン（東京・港）と連携して進める。値段がつかなかった品は客の意向に応じ、店舗側で引き取ってリメークしたり、提携先を通じてリサイクルしたりすることもある。
運営を担うのは丸井今井の販売担当者だ。外商部門とも連携しながら、商品の販売時にアイムグリーンの利用を提案するなどの取り組みを進める。
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