投資信託協会が13日に発表した5月の投信概況によると、公募投信の純資産残高は前月比で2兆2470億円増の229兆662億円だった。2カ月ぶりに増加し過去最高を更新した。純資金流入額は3055億円で、6カ月連続で流入超だった。
国内株式型の公募投信は1兆1730億円の資金流出超だった。投信協は「上場投資信託(ETF)を保有する機関投資家をはじめとした特定投資家が現物株式に交換したことが要因ではないか」と推測する。海外株式型の公募投信は過去最大となる9029億円の資金流入超だった。
ETFを除く公募株式投信の純資産残高は前月比2兆7016億円増の125兆4728億円だった。純資金流入額は1兆4262億円で12カ月連続の流入超だった。月額設定額は3兆8131億円で23年の平均の2兆3911億円を上回った。24年1〜5月の平均は3兆7899億円で高水準の設定が続いている。
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