KADOKAWAは14日、子会社のドワンゴの手掛ける動画共有サービス「ニコニコ動画」について、復旧まで1カ月以上かかる見込みだと発表した。サイバー攻撃を受けて8日からサービスを停止している。KADOKAWAも出版事業で書籍の受注や工場、物流のシステムを停止している。来週以降、段階的に正常化させ、6月末めどに復旧を目指す。

原因については、グループのデータセンターがランサムウェアを含むサイバー攻撃を受けたと説明した。

KADOKAWAでは8日未明からグループの幅広いサービスが使えなくなった。同社のホームページが閲覧できなくなくなり、臨時のホームページを立ち上げている。通信制高校「N高」「S高」でも学習用のアプリが一時つかえなくなった。

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