高速バスを運行する高松エクスプレス(高松市)は14日、新型コロナウイルス禍で減便していた高松と大阪・神戸などを結ぶ「フットバス」の全便運行を再開した。コロナ禍前の1日18往復に戻した。賃上げなどで乗務員の確保に取り組み、利用率の回復に対応した。
運輸業界は運転手が不足する「2024年問題」に直面しており、同社は2期連続でベアを実施するなどして採用を強化した。乗務員の労働時間と負担を減らすため運行後の車内清掃を外部委託したほか、タブレットで座席表の管理業務を効率化した。
サービス面では予約決済システムを更新し、バス停の出発時間直前まで予約決済や変更ができるようにした。需要の多い3列独立シートでの運行便数も増やした。
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