栃木県酒造組合と栃木クラフトビール推進協議会でつくる実行委員会は21、22日に宇都宮市で「とちぎ地元の酒で乾杯フェスタ2024」を開く。県内の酒蔵やビール醸造所が地元の原材料にこだわった酒を中心に提供し、酒どころ・栃木の魅力を発信する。
市内の繁華街オリオン通りのイベント会場「オリオンスクエア」で21日は午後5〜9時、22日は午後3〜9時に開く。29の酒蔵と11のビール醸造所が出店予定。今回は県内産の原材料に着目し、県が開発した酒造好適米や酵母で仕込んだ19種の日本酒をそろえ、県産麦芽を使ったビール5種が会場で初お目見えする。
21日には酒類の原材料をテーマにトークイベントも開く。ギョーザや焼きそばなどの食事も提供する。県が地元産の酒類の消費を後押しする「とちぎの地元の酒で乾杯を推進する条例」を施行した14年から例年開催。20、21年は新型コロナウイルス禍で開かれなかったが22年から再開した。
事務局を務めるろまんちっく村クラフトブルワリー(宇都宮市)の山下創醸造所長は「栃木の酒がこれほど一堂に会するイベントは他にない。ぜひ会場で栃木の酒を楽しんでほしい」と話している。
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