物流業のビーイングホールディングス(HD)は17日、富山市に新物流センターを建設すると発表した。物流施設の新設を発表するのは今年に入り初めて。常温・冷蔵食品を中心に、北陸地域における物流業務の効率化を目指す。
銀行から融資を受け約6億2900万円を投資する見込みで、2025年4月からの稼働を予定する。
富山市にある第2期呉羽南部企業団地に物流施設を新設し、石川県や富山県の食品物流業務の一部を集約する。22年12月には5億5600万円を投じ工場建設用の土地を確保していた。
ビーイングHDは北関東の物流センターを増改築するなど冷蔵食品の取り扱いを強化しており、今後の増築も検討しているという。工場新設が24年12月期の業績に与える影響は軽微としている。
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