旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントがサンケン電気の株式を買い増したことが19日わかった。エフィッシモが同日、関東財務局に提出した変更報告書によると19.16%から20.18%に保有比率を引き上げた。
エフィッシモは13日までにサンケン株を約506万株取得した。保有目的は「純投資」としている。エフィッシモが買い増すのは19.16%を取得した21年3月以来になる。
サンケン電気は家電や車載モーターの駆動装置、電源回路などに使われるパワー半導体を主力とする。同社を巡っては20年に米ナスダックで上場した子会社アレグロ・マイクロシステムズの時価総額が約5倍となっている。
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