非航空事業の割合を増やす

日本航空(JAL)は19日、ソニーグループ傘下の通信会社などと家庭用の高速インターネットサービス「JAL光」を始めたと発表した。利用実績などにあわせて参るが付与される仕組み。インターネット利用でマイルがたまる環境をつくり、旅行需要などを掘り起こす。

JAL光は通信速度別に3つのプランを用意する。ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する「NURO 光」で下り毎秒10ギガ(ギガは10億)ビットと、毎秒2ギガビットのプランを用意する。USEN NETWORKS(東京・品川)の「USEN 光01」でも毎秒10ギガビットと毎秒1ギガビットのサービスを用意する。月額料金は戸建ての場合は5200円から。

JAL光の新規契約時や毎月の利用、1年ごとの利用継続でマイルがたまる仕組み。3年間継続して契約すれば最大で1万7472マイルがたまる。

JALは2025年度までの中期経営計画の施策の1つに「日常生活の中でマイルのたまる機会の拡大」を掲げている。格安航空会社(LCC)やマイル、旅行といったJALブランドと貨物郵便以外の事業の割合を25年度に4割に高め、将来的に5割を目指す。

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