5月のコンビニ売上高は外出需要の高まりで前年同月比1.2%増だった

日本フランチャイズチェーン協会(東京・港)が20日発表した5月のコンビニエンスストアの既存店売上高は、前年同月比1.2%増の9476億円だった。前年実績を上回るのは6カ月連続。5月の大型連休で行楽需要や観光需要が高まり、飲料やおにぎりなどの販売が好調に推移した。

新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行して初めての5月の大型連休で、人流が回復し、売上高を押し上げた。商材別では、飲料やおにぎりのほか、デザートやパン、菓子類の販売が伸長した。各社が実施した販売促進キャンペーンも奏功した。

既存店客数は1.7%増の13億2876万人と、2カ月連続のプラスだった。訪日外国人客の増加が寄与した。既存店客単価は0.5%減の713円と2カ月連続のマイナスだった。

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