マックスは本体カバーに木の端材を使ったホチキスを発売する

ホチキスなどを手掛けるマックスは、本体カバーが革や木でできたホチキスを25日に発売すると発表した。かばんや家具の製造から出た端材を活用し、プラスチックを使っていない。環境配慮志向の強い消費者の需要に応える。

環境への優しさを重視するホチキスのシリーズ「Re:max(リマックス)」の第3弾として発売する。第1弾は包装材をプラスチックから紙に変更し、第2弾では再生プラスチックを使用した。希望小売価格は木の商品が5500円、革の商品が1万1000円。

革の商品は5色、木の商品は4種類を展開する。こうした素材をホチキスの本体に利用するのは、同社では初めて。革の商品は兵庫県豊岡市のかばん専門店が端材を提供し、本体カバーを制作する。木の商品は、岐阜県高山市の家具工房が端材を提供し、同市の雑貨店が本体カバーを制作するという。

18日にオープンした自社の直販サイトで販売している。今後も協業の相手を探し、端材などを活用した商品を展開する。

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