玄関口となり商談などが行われるエリア(東京・日比谷)

壁紙などの卸売りを手がけるサンゲツは21日、東京都千代田区の日比谷に開設した新オフィスを報道陣に公開した。デザインや営業などの部署をワンフロアに集約し、連携がしやすくした。空間のデザイン提案から配送・施工まで一貫して手がける事業を強化する。

新オフィスは3月から運用を開始した。従来のオフィスがあった品川区から商業施設などが集積する日比谷に移転することで顧客の交通利便性を高め、商談機会の増加も図る。自社商品なども使った内装は、商材を映えさせるために落ち着いた色合いとし、開放的な雰囲気にした。

日比谷オフィスの運営管理室の長谷川美智子室長は「メールや電話をするまでもないささいなことを気軽に話せる場所にしたい」と期待する。品川区にあるオフィスは今後、商品開発や品質管理など技術開発の拠点となる。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。