第1回フードテック分科会では既存の代替肉商品の評価をした(25日、長野市)

長野県は信州大学や県内食品企業と連携し、代替肉の開発を目指す分科会を立ち上げた。蔵元の数が全国2位という長野県の特徴に着目し、酒かすを使った代替肉の開発を検討する。ハム製造企業や県内酒造の担当者が集まり、知見を共有する。

県とともに分科会を開く「からだに優しい食品づくり研究会」は信州大学工学部と県工業技術総合センター、長野県食品工業協会が連携する団体。新たに立ち上げたフードテック分科会には信州ハム(同県上田市)や宮坂醸造(同県諏訪市)、そば製粉最大手の日穀製粉(長野市)など幅広い企業から参加者が集った。

秋の中間報告を目指し、酒かすの分析や代替肉の試作に取り組む。分科会は3年間をめどに活動する。

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